道中漂流記

将来の夢はそぞろ神

サナバレル構築論

お久しぶりですね(脳トレ教授並の感想)

1# 概要

6世代に入ってから、サナバレルを使った構築がガルスタンに続いて人気となり、先日のwcsでもだいたい5人に一人くらいはこの構築を採用していた。また、サナバレル構築は裏にヒードランランドロスを入れることで理論上、相性補完がほぼ完璧になることからサナバレルドランランドの4体を一塊と捉えたほうが良いだろうというのがポケモン界隈の一般的な意見である。そして、この構築は残りの2体が自由枠であるため、その2体を固定したテンプレパがまだ存在せず、使い手によって非常に様々である。それにサナバレル構築は「素早さ」が鍵となっておりトリパ調にも出来れば、最速サーナイトやドランも十分視野に入ってくる。この「素早さ」の調節も自由なので、テンプレ構築と言わば、少し異なるような気がする。因みに、モロバサーナイトを先発で横並びさせることはあまりなく、基本的にはサーナイトランドロスを横並びさせて威嚇で攻撃力を削ぎながら戦うことが多い。サーナイトをいかに延命させるか、他の3体でいかに有利対面を作れるかが勝敗に関わってくる。

1$  個別考察

メガサーナイト
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まず始めにサーナイトの耐久が信用ならない。h252b100も回して、こんなに耐久に不安が残るポケモンはこいつくらいだろう。サナバレル構築はトリル運用する場合、ハイボマン職人のサーナイトにトリル起動役が任されるため、サーナイトはだいたい過労状態になる。それに対応してか、有名強者のサーナイトのsがアホみたいに高い傾向にあるのは、すなわちトリルを向こうの追い風への対抗策くらいのものとして考えましょうということである。トリル入りのサーナイトは多い。しかし、実際使う機会はあまりない。それもそのはずで、よくよく考えればh68b65にトリル役をやらせるのは当たり前だが厳しい。トリル起動しないと裏のドランが鉄屑になるのもマイナスポイントであり、それならばトリルしないほうがパーティ全体の扱いやすさは激変するだろう。しかしながら、ハイパーボイスの火力は更なるものである。ASランドロスやHBボルトロスといった似非耐久ポケモンを確定2発で仕留められるのはやはりすごい。全体技でありながら弱点取れば確1を取れることがどれだけ優秀かを思い知らされるだろう。そして運用のコツとしては、他の3体がサイクル向きのポケモンであるのに対してこのポケモンは迂闊に後だしすると普通に落ちるので、サーナイトだけはサイクルに加担させないほうが良いだろう。場を整えるのは3体の仕事と割りきるべきである。

モロバレル
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硬そうでそう硬くはないポケモン。反則技と再生力がこのポケモンに硬いという先入観を与えるのだろう。さらに言うと遅い上に弱点がメジャーであるため縛られやすい。(この火力ハイパーインフレの時代でも一定の耐久を保持できているのはとても優秀なのだが…)
一方で対フェアリーや対電気の性能は非常に高く、ゴツメを持たせてのガルーラ狩りは恒例行事と化しており、プレイヤの意志が関与していないのかと思うほど機械的である。しかし、一番はなんといってもトリックルーム抑止のためであろう。見せあい段階でモロバレルが見えた瞬間にトリックルーム展開を諦めることさえある。本年度のwcsにおいても、裏のモロバレルが放つ威圧感にクレセリアサーナイトトリックルームを展開できず、力負けするのをかれこれ3回くらいは見た気がする。chalkテンプレのモロバレルが周りとの種族値格差に埋もれない最たる理由はこれにある。また、サイクルすることで活躍するポケモンでもあり、回せば回すほど体力が回復していくので、とてもb70d80とは思えない時が多々ある。素の耐久はそんなに無いが、耐えるポケモン(赤ゲージで残ってくれるポケモン)であり、生きている限りいくらでも回復の機会を期待できる。

ヒードラン
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硬くはない。というか、バレルドランランド自体が相性補完に優れているだけで、単体の耐久性能は然程高くはない。
いや、数値はあるし半減タイプもバカみたいに多いのだが、弱点のタイプがメジャーな上に電気を等倍で受けてしまうため、縛られやすく満足に動けないことも結構ある。めざめるパワーにさえも気を配らなければならない。また、この構築におけるヒードランの役割は非常に多く、サナバレルランドロスの後だしとしての鋼受けの役割をすると同時に、攻撃面では相手の鋼やフェアリーの処理速度を速めるという役割も担っている。これははっきりいって詰めすぎである。理論上だと相性補完は完璧に見えるが、それはドランの多すぎる耐性に依存しているということでもある。その結果、フェアリー等の獲物がアースジェットを所持していた場合、形勢はいとも簡単にひっくり返る。最速ドランがよく身代わりを持っているのはそうした致命打を受けないようにする担保の意味合いが強い。時間を稼いで、隣のポケモンを変えて、有利対面を作るという意味合いも勿論あるのだが。一方で最遅ドランはこういった延命用の装置を持たないことがほとんどのため、サイクルに加担させずに鈍足特殊アタッカーと見て、攻撃にのみ参加させたほうが役割を遂行しやすいだろう。実際に、妖精+炎の攻撃範囲は凄まじいものであり、ハイボ+噴火で吹き飛ばないポケモンは逆に珍しいだろう。また、この枠は、中々変えづらい。というのもヒードランは炎を防げる数少ない鋼ポケモンであり、それゆえ受けの面においては、他の鋼ポケモンとは動きかたがかなり異なるので、ドランを他の鋼ポケモン+炎ポケモンに変えようというのであれば、ドランが担当していた役割を1つ残らず漏らさないようにすべきである。

ランドロス
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こいつはいつでもどこでもやることが同じポケモン。この構築は地震がなかなか撃てずタイプ不一致技しか撃てないため、相手を削りきれないことが多い。それくらいか。完


残りの2体の決め方は近いうちに記事を書くと思う。たぶん一週間以内には