道中漂流記

将来の夢はそぞろ神

今更、去年の紅葉を語る

 夏の休暇が終わりを迎え、暑さを残した秋が来たと思いきや、11月頃には寒いと思うまで冷えた日もあった去年の秋。
不意に紅葉を見たいという気にかられ、いつものように大学をサボって都内の2ヶ所ある紅葉スポットに足を運んだ。その記憶や記録。

一ヶ所目 京王百草園

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 京王線の広告に此処が載っており、なおかつその広告に写る紅葉がとても綺麗だったので行くことに。しかし、11月の中旬にも関わらず紅葉は2分咲きほどであり、入場料に300円を払ったのは馬鹿であった。上の写真は辛うじて色移っているとおぼしき紅葉を撮影したもので、意外と私的に好きな写真である。隣で同じ構図の写真を撮っていたじいさんと縄張り争いをしながら撮った一枚故に印象に残っている。一方で庭の中央にある池の景色はなかなか見物であり、その周辺の木の裏に張り付いていた蝉の脱け殻は季節外れの間抜けキャラを演出しており、ある意味感心。案の定単位は落としたとさ。

二ヶ所目 高幡不動尊

 2分咲きでは紅葉を見た気分にならなかったので、同じく京王線沿いにある高幡不動尊で開かれていた紅葉祭りも行こうと決意。結局、行動に移せたのは11月の瀬の雨夜であったが、寺のあちこちに配置されていたライトのお陰で紅葉の色もくっきり見えたので、それはそれでよかった。ちなみにこの祭りの開催期間には駅から不動尊までの道のりに灯籠がところせましと並べられていて綺麗、と言いたいところだったが、雨降りのなか作業員が必死に火を絶やさぬように点け続けている様を綺麗というのは無理があるので、まぁ、お仕事御疲れ様です。といったような感想を抱いた。


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お気に入りの一枚。

 赤黄色へと自在に色を変える様はまさしくゲッコウガ。左の篝火に重厚さを与えている。ありがちな構図といったら、誠にその通りといわざるをえないが、意外にも自分で撮ってみると、なんだか達成感にまとわりつかれ、見る度に顔がにやける。キャンプ場で食うカレーは美味しい理論の一種だろう。雨夜の紅葉散歩も粋。紅葉散歩をしたのは祭りの最終日だったので、屋台の売り子が店を畳む
のにも哀愁を感じた。秋を哀れむ心境とはいかに。

んじゃ、この辺で